息子達はちょうど難しい年頃、「きつい登山は絶対いや！」と云うことです。我等夫婦は夏休みは山へ行きたくて仕方ありません。そこで折り合いが付いたのが「軽い登山と海」ということで「ぐるっと立山、富山の海」に決定しました。

前夜発　３泊　　　内蔵助山荘　　雷鳥荘　　富山湾海水浴場近くの民宿

　やはり高度２４５０mの室堂からの出発第一日目は足が動きません。子供からおばあちゃんにまで追い越されて雄山に到着しました。登山中驚いたことにハイヒールといってもいいくらいのパンプスで雄山に登っている女性がいたことです。危険だといぶかる前に『なんとすごい勇敢なお方』と　見とれてしまいました。バス　ロープウェーと気軽にやって来ても、頂上まで１時間半と聞けば登ってしまうのかな、山の魅力に触れ　事故無く帰った後に安全登山でもう一度アタックしてほしいものです。

剣岳はさすがにすごいです。巨大な岩の塊。１６年前に登った山です。
「よくぞ登った」と　感慨深い想いで見上げました。
室堂ターミナルからの案内スピーカー音が終始聞こえておりましたが、不思議にうるさいという気になりませんでした。自分の中に「今日は観光登山」と　いう気持ちがあったのでしょうか。いつもなら聞こえない人里のざわめきが何となくめずらしかった・・・かな？

腐ったゆでたまごのようなニオイが立ち込める地獄谷、静かな山稜とは全く違う趣に旅の楽しさを感じて、、、。
　みくりが池の水の色　かつて来たときと同じエメラルド・グリーン。・・・きれいでした。
行きたくて行ってない憧れの地　弥陀ヶ原。いつか絶対に行こーっと！！！